離島の働く教会長の備忘録

天理教の信仰ブログです。

他宗教を学ぶ②

皆さんこんにちは!!

 

僕です!!

 

今回は、キリスト教 について、もう少し深く学んでいきたいと思います。

 

それでは参りましょう!!

 

目次

 

 

唯一神

 

 

キリスト教 の神様は ヤハウェ という唯一神です。なので キリスト教 一神教です。

ただ、ユダヤ教イスラム教も ヤハウェ を崇拝する宗教です。えっ!?同じ神様なの!?何が違うの? ってなりますよね...

 

キリスト教 イスラム教もユダヤ教から分かれた宗教なので、神様が一緒っていうのは理解できます。じゃあいったい何が違うんだい?ってことです。

 

ポイントは 唯一神、救世主(メシア)、預言者の捉え方です。

 

ユダヤ教唯一神 ヤハウェ を崇拝し、いつの日か神がメシアを遣わし、救ってくれる。まだメシアは現れていないと考えています。

 

キリスト教 唯一神 ヤハウェ を崇拝し、エス さんをメシアだと信じています。

 

イスラム教は唯一神 ヤハウェ を崇拝し、エス さんを預言者の1人として捉えているが、メシアとは捉えていません。

 

これがこの3つの宗教の違いです。

 

 

【三位一体】

 

 

キリスト教 では、エス さんは 神の子 であり、唯一神、神の子、聖霊を同一と捉えているようです。神の子と聖霊は人間に神の預言を与える為の姿であり、その実は唯一神であるという考え方です。

 

エス さんは 天理教 でいうところの おやさま に近い存在なのかな?と思ったりします。

 

 

【聖書】

 

キリスト教 には2種の聖書があります。旧約聖書新約聖書 です。キリスト教 では 旧約聖書 は エス さんが神様と契約する以前に交わされ契約書、新約聖書 は エス さんにより新たに交わされ契約書となるみたいです。

 

旧約聖書 ユダヤ教では唯一の聖書である為、呼び方も単に 聖書  と呼ばれているようです。

 

もう 新約聖書 あるんだから 旧約聖書 いらなくない?って素人の僕は思ってしまうんですけど、キリスト教 の信仰者たちは 旧約聖書 を基本的に、新約聖書に書かれている出来事は、すべて旧約聖書の預言に基づくものである つまり、エス さんの誕生から復活までのすべてを、旧約聖書における預言が成就された と考えているようです。なのでやっぱり 旧約聖書 も大切なんですね。

 

 

キリスト教の世界観】

 

 

キリスト教 の世界観は、エス さんの生涯と エス さんの弟子達が遺した書物、新約聖書 により構築された思想だと思います。しかし、キリスト教 の信仰者達が、神をどう捉えているのかという部分においては 旧約聖書 により構築されている思想なのではないかと感じます。なのでこの部分においてはユダヤ教キリスト教イスラム教ともに一致しているのではないかと考えます。

 

キリスト教  の世界観を完璧に理解しようとするなら、キリスト教 を信仰するしかないと思います。それくらい奥が深いと感じます。これは全ての宗教において言えることだと思います。しかしそれくらいの価値は充分あると僕は思っています。

 

でも、ちょっとでもキリスト教の世界観に触れたい。

 

 

そして僕は思いました。何事も もと を知ることが大切なんのではないかと.....

 

もと と言いえば、元初まりの話 つまり創世記 です。なので 創世記 から 世界観にちょっとだけ触れたいと思います。

 

 

【創世記を学んで】

 

 

創世記 については別のブログで紹介することにします。興味がある方は、読んでみてください。

 

https://captainace.hatenadiary.com/entry/2019/05/27/075106

 

今回は、僕が 創世記 を読んで、感じたことを紹介したいと言います。

 

唯一神 ヤハウェ 全知全能の神 とされていて、不可能な事はないと考えられているようです。宇宙と地球を創造してから人間を創造するまでにかかった時間は実質6日間です。天理教 の 元初まりの話 と比べても雲泥の如く違います。めちゃくちゃ早いです。またその方法も魔法のように奇跡的な力を持って創造されています。

 

なので キリスト教 の信仰者は 神 は人間とは全く違う 唯一の絶対的存在 と考えているのではないかと感じます。

 

天理教 でも神様は 絶対的な存在 ではありますが、キリスト教 と比べるともっと人間に近い存在ではないかと思います。

 

また、神 は 神を信仰しない悪なる人間 に対してはかなり厳しく、何の躊躇もなく抹殺しようとしますが、神を信仰する人間、に対しては祝福を与えたり、たとえ 罪 を犯しても、抹殺はせず追放などの温情措置をとられています。

 

なので キリスト教 の信仰者たちは 信仰する事で救われる という思想を強く持っているのではないかと感じます。

 

キリスト教 では、人間は生まれながらに 罪(善悪の知識の実を食べてしまいエゴを持ってしまったこと)を犯していて、人生で起こってくる 苦 はその罪の償いであり、イエス・キリスト の教えを信じることによってその罪が赦され天国へ行けるという考え方のようです。

 

 

最後の審判

 

 

ユダヤ教キリスト教イスラム教などの宗教が共有する終末論的世界観です。世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰です。

 

キリスト教 では、世界の終焉後、エス さんが復活します。そして、死者も蘇り、全ての人間はエス さんにより裁かれ、善を行った者は永遠の命が与えられます。悪を行なった者は地獄に墜とされ、悪魔と共に生活しなければなりません。

 

裁きが終わった後、神とイエス さんにより統治される新たな天地が創造され、永遠の命を与えられた者はそこで生活をします。

 

エス さんの教えを信じる全ての人間は罪が赦され、皆に永遠の命が与えられます。

 

キリスト教 の信仰はこの時を目指して行われます。この 最後の審判 で永遠の命を与えられることが キリスト教 においての救いなのだと考えます。

 

 

【最後に】

 

 

今回、キリスト教 を学ばせていただいて思ったことは、やっぱり、テーマは 全人類を救うこと なんだなぁ〜という事です。

 

救い に対する考え方や形は違うけど、やっぱり僕たち信仰者は、全人類が救われるように日々活動していかなければならないと改めて強く感じさせていただきました。

 

これからも 世界だすけ の上に邁進させていただきたい、またそうである自分でいたいと思います。

 

キリスト教 の信仰者の方々から見たら、不十分な内容かもしれませが、僕自身、少しでも学ばせていただきたいという思いでトライしました。なので広い心で受け止めてくれると嬉しいです。

 

ご拝読ありがとうございました。