離島の働く教会長の備忘録

天理教の信仰ブログです。

新型コロナウィルスに思う!!

皆さんこんにちは!!

 

現在、世界は新型コロナウィルスなるものが、拡散、蔓延して、パニック状態になってますよね。マスクやトイレペーパーの買い占めやそれに関連する詐欺などの犯罪、少し咳をするだけで過剰に反応して疑心暗鬼から心無い言葉や暴言を吐いたり、喧嘩になったりする。なんか心が荒んできます。

 

僕思うんです。「この新型ウィルスは本当にそんな人間をパニックにさせる程のウィルスなのか?」 って。。。

 

コロナウィルスっていうのは風邪や呼吸器疾患を引き起こすウィルスの総称で、形が コロナ(太陽の光冠)に似ている事からそう呼ばれているそうです。今まで確認されていたコロナウィルスは6種類。そして、今回騒動になっているのが新たに確認された7種類目のウィルスとなります。因みに正式名称は 「COVID-19」だそうです。

 

僕は今回、これ程のパニックになった最大の要因は、正体がわからない段階でこのウィルスが原因と思われる死者が出た事だと思います。コロナウィルスは風邪などの比較的軽度な症状で終わるウィルスが4種類、肺炎などの重篤化するウィルスが2種類で、今回のウィルスがどちらのタイプに分類されるのかは未だに分かっていません。その段階で今回のウィルスが原因と思われる死者が出た事で、最悪重篤化するタイプであった場合、抗体ができてない現状では、医学的な対処に限界があり、それが、今回のパニックの要因だと考えます。

 

どんな病気でもそうだと思いますが、新しい症例の場合、確認された段階では対処法がまだ確立されていない状態です。なのでその症例への対応は探り探りになる為、どうしても迅速さは望めません。対処が遅れるという事はそれだけ死亡するリスクが高くなります。しかしそれは致し方ない事だと思います。現代は医学も医療も発展していますが、それは対処法が確立されている症例に対してです。そして今、対処法が確立されている症例も最初は手探りの状態からのスタートであり、その時期はどうしても致死率は高くなります。どんな時代も医学は常に新たな症例とのイタチごっこです。それは病気が人間にコントロールできないものだからだと思います。今は病院にいけば、大概の病気は平癒してしまう時代ですが、その時代を迎えられたのは、日々現れる新たな症例の研究の上に尽力されている医療関係者の方々とそれらの症例の犠牲になった方々がいるからです。そう考える時、大概の病気が平癒する今の医療技術は当たり前ではないし、日々健康である事にもっと感謝すべきであると思います。

 

さて、今回の新型コロナウィルスも未だに抗体は開発されていませんが、対処法はかなり確立されてきていると思います。僕が調べた情報では、現在までに新型コロナウィルスに感染した方々で症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっているそうです。また、重症化した人も、約半数は回復しているそうです。

 

症状としては、最初は普通の風邪症状(微熱、咽頭痛、咳な ど)から始まっており、その段階では重症化するかどうかの区別がつきにくいそうです。重症化する患者さんは、普通の風邪症状が出てから約5~7日程度で、症状が急速に悪化し、肺炎に至っているみたいです。

 

致死率は現段階で約2%だそうです。因みにインフルエンザの致死率は約1%だそうです。(日本国内のみの統計は約0.1% 、抗インフルエンザ薬を多用する為。)

 

感染力はインフルエンザ並だそうです。マスメディアやSNSの情報だけ見るとインフルエンザより感染力が高いように錯覚しますが、それは、検査される人数に違いがあるからです。新型コロナウィルスはインフルエンザに比べて検査されている人数が多いです。症状が出ていなくても検査されている人もいます。インフルエンザは症状が出ないと検査されませんから。病院に行かない人もいますしね。

 

若年層は比較的、軽度な症状で終わる場合が多いそうです。持病を持っている人や高齢者は重症化する傾向が比較的高いので注意が必要だそうです。しかしこれは新型コロナウィルスだからではなく、全ての感染症において、注意すべきであると思います。持病を持っている人はだいたいその病気の薬を常用していて、例えば一般的な風邪やインフルエンザに対しても薬の相性の問題から治療薬を使えない場合があるし、身体の抵抗力も低くなります。高齢者になるにつれて、持病を持っている割合も高まるし、たとえ持病がなかったとしても、やはり若年層と比べると身体の抵抗力は低いと思います、なので新型コロナウィルス以外のウィルスでも死亡するリスクは健康な若年層より高いと思います。新型コロナウィルスだからではなく、一般的な風邪やインフルエンザの感染にも十分注意すべきであると思います。

 

人間には、自然治癒力という素晴らしい力が備わっています。たとえ抗体は開発されていなくても、この自然治癒力があれば、新型コロナウィルスにも充分に対抗できます。現に症状のある感染者の80%が軽症で重症化した人もその半数は回復しています。これから対処法の確立度も上がってくると思うので、致死率も今より下がると思います。

 

巷では、イベントの自粛ムードが高まっていますが、僕はそこまでする必要もないと思います。未知との遭遇で不安になる気持ちも分かりますが、死亡者の情報ばかり流して、それより多い回復した人たちの情報を流さないマスメディアの情報を鵜呑みにして、必要以上に不安になる必要もないし、何より、今世は一度きり、新型コロナウィルスなんかに怯えている暇があったらもっと自分の人生を充実させるような思考を巡らせた方が楽しいんじゃないかなと思います。世間の思考に縛られるのではなく、自分の思考で生きていける自分でありたいと思います。

 

これは個人の見解です。また決して新型コロナウィルスを軽視しているわけではない事を理解していただきたいと思います。最後に今回の新型コロナウィルスで命を落とされた方々に心からお悔やみ申し上げて終わりと致します。

 

ご拝読ありがとうございました。