何故他者の愚痴や陰口を言うのか？

皆さんこんにちは！！

今回は 「何故他者の愚痴や陰口を言うのか？」を考察していきたいと思います。

人は 何故他者の愚痴や陰口 を言うのでしょうか？答えはとてもシンプルです。それは 他者を貶める為 です。それでは 何故他者を貶める必要 があるのか？それは 自分の存在の価値を高くする為 です。正解に言うと 価値を高く見せたい、高いと思いたい。要は 自己肯定感 を維持する為に人は愚痴や陰口を言うのです。

しかし、愚痴や陰口 により自分の存在価値が上がる事はありません。 愚痴や陰口 の本質は他者の価値を下げる行為だからです。つまり、自分の価値は 現状 のままです。ただ、他者の価値を下げているので、自分の価値が上がったと 勘違い します。

確かに その愚痴や陰口の対象 は 最低 な人間なのでしょう。しかし、愚痴や陰口を言う事でその 最低な人間 が変わる事はありません。最低な人間 は 最低のまま です。しかもその愚痴や陰口は 最低の人間 を貶める効果はあっても自分の価値を上げる効果は皆無です。よって自分の価値も 現状のまま です。しかし 自己肯定感 は維持できます。しかも手軽に。。。

よって 愚痴や陰口 が 癖  になると、実際は 最低ではない人 も 愚痴や陰口 の対象にしてしまいます。所謂 中毒 と言われる状態です。結果、無闇矢鱈 に他者を貶めようとするその人格が周りの人たちの 印象 を悪くし、結果、自分の価値が下がっていきます。

手軽に気分を良くするものは 依存性 が高くなります。最も代表的なものは 覚せい剤などの 麻薬 です。そう考えると 愚痴や陰口 はある種の 麻薬 なのかもしれません。

健全に生きていく為には、愚痴や陰口 は必要ありません。しかし、必要 だと考える人たちも一定数いるようです。それは 麻薬がないと生きていけない と思っている 麻薬中毒者 と同じ発想です。実際、愚痴や陰口 を言わなくても生きていけている人は数多と 存在 します。

愚痴や陰口 に 依存 してしまうと、人間としての成長は止まってしまいます。努力しなくても 自己肯定感 を維持できるからです。故に自己肯定感を維持する努力、つまり自分の能力の底上げをする努力をやめてしまいます。そして、その 努力をやめた自分 を肯定する為に、自分が諦めてしまったステージに立っている人間を 特別な存在 と認識します。要は 思い込む わけです。しかし、それは 勘違い です。存在の質 の問題ではなく、努力の質 の問題です。

愚痴や陰口を用いなくても、自己肯定感 は維持できます。その為にはまず、自分の人生をしっかり生きる。という事が必須であると思います。この意味は 自分の価値を自分で下げない、そして 周囲の評価に惑わされない という事です。周囲の評価に惑わされないの意味は、全て遮断する という事ではなく、それにより 自己肯定感を下げない という事です。そして 愚痴や陰口の対象となる最低な人間 と 自分 との関係性においての自分自身に対する 認識 を変える事です。

例えば、最低な人間 に理不尽に 罵倒 されたとします。もし、罵倒されている時点で自分の考えを 冷静 に伝える能力と勇気がある人はそうすべきです。それは コミュニケーション てして成立します。この場合の必須条件は 冷静 です。感情的 になると コミュニケーション ではなくなってしまいますから。。。

実際そんな 能力 と 勇気 がある人は愚痴や陰口を言いません。言う必要がないからです。愚痴や陰口 を言う人たちは 我慢 する人たちです。

この 我慢する人たち は人間的にはとても素晴らしい人格者です。何故なら 理不尽に罵倒 されているにも関わらず、反論もせず、黙って相手の理不尽な言い分を聞き続けているわけですから。それは 寛容な心 と 優しさ が無ければできない事です。

もし僕の周りにこんな人が居るとするなら、僕は 神様だ！！ と思うと思います。

この 認識 を自分の 思考 で創る事ができれば 自己肯定感 は愚痴や陰口を言わなくても上がるはずです。

要は 「こんな最低な人間に理不尽に罵倒されてもただ黙って話しを聞いてあげている自分ってすげぇ〜優しくて、心広くて、人間性チョ〜イケてるじゃん！」と 思い込む 事ができれば愚痴や陰口言う必要ないですよね。

更に、笑顔で素直にその理不尽さを受け入れる事ができたら、「こんな理不尽な事を笑顔で素直に受容できる自分ってもはや神じゃん！！」ってなりますよね。

その認識の中で生きているあなたを見る周りの人は、「あの人、あんな理不尽に罵倒されてるのに、笑顔で素直に受け入れてて、なんかヤバい。神ってる！」ってなりますよね。

周りの人から 「神様みたいな人ですね！」なんて言われた日には、自己肯定感爆上がり ですよね。

つまりこれは、自分の認識により起こした行動が、周囲の人の認識に影響を与え、結果自分の価値が上がり、自己肯定感も上がる事に繋がっていくわけです。そしてこの現象の根源にあるのは 自分の思考  であり、思い込み です。

この方法で得る メリット は、

① 自己肯定感を上げられる。

② 自己の能力を底上げできる。

  （人間的な成長。）

③ 周囲の自分に対する人間的価値を上げられる。

だと僕は思います。もうちょっと考えればまだありそうな気もしますが。。。

しかしながら、この方法はかなりの トレーニング が必要です。自分の 思考の癖 を変える事はそんな簡単な事ではないです。因みに僕は現在 トレーニング中 です。何でもそうだと思いますが、トレーニング に大切な精神は 上手くいかなくても自分を否定しない 事だと思います。上手くいかないからと言って、誰も困らないし、自分の能力が落ちる事もありません。トレーニングを続ける限り、能力は必ず上がります。

人間は 完璧 ではないですから、上手くいかない事を容認 して、自分自身、気長に トライ していきたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。